研究の概要
疲労と心の状態
複数のヒトの試験で、疲労と心の状態について良い結果が観察されています。の患者が霊芝多糖のを8週間とったところ、をとった人より症状がはっきり改善しました。内分泌療法を受けている乳がん患者がを4週間とったところ、疲労感が軽くなり、不安や抑うつもやや改善しました。スペインでの女性患者を対象に行われた試験では、霊芝の粉末を1日6g、6週間とった後、有酸素持久力、下肢の柔軟性、スピードがいずれも向上しました。
このトピックには 4 件の研究・報告があり、それぞれ原典を確認できます。
このページの用語解説(9)
- ランダム化
- くじ引きのような方法で霊芝をとる人ととらない人を決めること。2つのグループができるだけ似るようにし、公平に比較できるようにします。
- 神経衰弱
- 疲れやすさ、不眠、いらいら、集中力の低下などを主な症状とする症状群。
- 抽出物
- 水やアルコールで霊芝の成分を取り出し、濃縮したもの。抽出方法によって得られる成分は異なります。
- プラセボ
- 見た目も味も試験品と同じで、有効成分を含まない比較用の品。本物の試験品と比べるために使います。
- 胞子粉
- 成熟した霊芝から放出されるごく小さな胞子。霊芝の「種」のようなものです。
- 線維筋痛症
- 全身の広い範囲の痛み、疲労、睡眠の質の低下を特徴とする慢性の病気。
- 二重盲検
- 参加者も研究者も、誰が霊芝をとり、誰が比較用の品をとっているかを知らない方法。結果がより客観的になります。
- 子実体
- ふだん目にする霊芝そのもの、つまり地上に出てくる「きのこ」の部分。
- がん関連倦怠感
- がん患者によくみられる、休んでも取れない持続的な疲労感。病気そのものや治療が原因となることがあります。